7. 別の PC から入れるようにする(SSH)¶
🤝 はじめる前に — 詰まったときに聞ける相手を作ります
この章は、チャットAI(ChatGPT・Claude など)をサポート役に付けてから始めてください。 詰まったときに、画面のスクリーンショットを貼るだけで、どこで止まっているかを見てくれます。
| やること | |
|---|---|
| 1 | 📄 support_07_ssh.txt を開く(リンクを右クリック →「名前を付けて保存」でも構いません) |
| 2 | ChatGPT か Claude で、新しい会話を1つ開く |
| 3 | そのファイルを添付する。添付が面倒なら、開いた画面を Ctrl+A → Ctrl+C で全部コピーして貼るでも同じです |
| 4 | 送ると、この工程で何をするのかを3行で返してきます |
| 5 | その会話は開いたままにして、この章を進める。詰まったらスクリーンショットを貼る |
🔴 トークン・パスワード・鍵は、チャットに貼らないでください。 スクリーンショットに写り込むことがあります。送る前に、画面にそれらが出ていないか見てください。 貼ってしまっても、どれも作り直せます。慌てず、作り直してください。
📋 そのファイルに何が書いてあるか(ここで中身を確認できます)
# 【サポート依頼】7. 別の PC から入れるようにする(SSH)
あなたは、これから下の手順を**自分の手で通す人**のサポート役です。
相手は Linux もサーバも初めてで、手元の PC は Windows です。
## 守ってほしいこと
1. 相手は下の手順書を**上から順に**やっています。**先回りして別のやり方を勧めないでください。**
どうしても別の手が要ると判断したときは、**そう判断した理由を1行**添えてください。
2. 詰まった画面のスクリーンショットや、エラーの文言が送られてきます。
**まず「下の手順書のどこで止まっているか」を特定**してから答えてください。
3. **一度に1つだけ**指示してください。結果を聞いてから次に進みます。
4. 専門用語は、初めて出たときに**かっこ書きで言い換え**を付けてください。
5. 分からないことは「**分かりません**」と答えてください。**推測でコマンドを出さないでください。**
6. この工程の「**終わりの印**」が出るまでは、次の工程の話をしないでください。
## 絶対にしないこと
- **Discord の Bot トークン・パスワード・SSH の秘密鍵**を、送るよう求めないでください。
- 相手がうっかり貼ってしまったら、**その場で作り直すよう伝えてください**(どれも作り直せます)。
## 最初にお願いすること
この工程で何をするのかを、**3行**で教えてください。
そのあと、私が「はじめます」と言ったら、**最初の1手だけ**を教えてください。
---
# 手順書(この工程の全文)
# 7. 別の PC から入れるようにする(SSH)
SSH は、別の PC からサーバの端末へ入る仕組みです。この章だけは Ubuntu 本体と Windows PC の両方を使います。
## Ubuntu 本体で確認する
SSH サーバは6章で導入して動かしました。ここでは、接続に使う値と22番が開いていることだけを確認します。Ubuntu 本体の端末で実行します。
```bash
whoami # ← ここを見る。本当のユーザー名
hostname -I # ← ここを見る。LAN内IP
ss -ltn | grep :22 # ← 何か表示されればSSHが開いています
```
`whoami` と `hostname -I` の結果を[2章の表](./02_values.md)に書きます。表示名ではなく、`whoami` が返した英小文字の値を使います。
## Windows PC からつなぐ
Windows 10/11 標準の PowerShell を使います。追加インストールは要りません。スタートメニューで「PowerShell」を開きます。
Windows 側の IP を確認します。
```bash
ipconfig
```
2章の `<LAN内IP>` と Windows 側の IPv4 アドレスを比べます。前から3つの数字が一致していれば同じ網です。例として `192.168.12.xxx` の `192.168.12` 部分です。
次に接続します。
```bash
ssh <ユーザー名>@<LAN内IP>
```
初回は接続先を信頼するか聞かれます。`yes` と入力します。続いて、Ubuntu で決めたパスワードを入力します。**入力中は画面に文字が出ませんが、正常です。**そのまま打って `Enter` を押します。
!!! warning "🔴 コピーと貼り付けは Windows と違います(2回目の注意です)"
端末では **`Ctrl` + `C` は「いま動いているものを止める」**で、コピーではありません。
| やりたいこと | 押すキー |
|---|---|
| コピー | **`Ctrl` + `Shift` + `C`** |
| 貼り付け | **`Ctrl` + `Shift` + `V`**(**右クリックでも貼れます**) |
詳しくは[6章の「Windows と違うところ」](./06_ubuntu.md#win-diff)を開いてください。
## 合格試験
いったん SSH から出た状態で、Windows の PowerShell から実行します。
```bash
ssh <ユーザー名>@<LAN内IP> 'uptime' # ← 稼働時間が返る
```
返事があれば合格です。ここから先は Windows から SSH で続けられます。コマンドをコピーして貼れるので、入力間違いも減ります。
## ✅ ここまで出来たら
別の Windows PC から `uptime` が返り、2章にユーザー名と LAN内IPを書けたら合格です。
## 詰まったら
| 症状 | まず見るところ |
|---|---|
| `Permission denied` | ユーザー名が `whoami` の出力か、パスワードが合っているか |
| `Connection refused` | Ubuntu 本体で SSH を有効にしたか |
| `No route to host`/無反応 | 両方の IP の前3つが一致するか、IP が変わっていないか |
| 22番が表示されない | 6章の `openssh-server` 導入と SSH 有効化をやり直します |
ここまで来たら、モニタ・キーボード・マウスは外して構いません。以降は Windows から進めます。
次は [8. 右腕を入れる(Claude Code と Codex)](./08_claude.md) です。
SSH は、別の PC からサーバの端末へ入る仕組みです。この章だけは Ubuntu 本体と Windows PC の両方を使います。
Ubuntu 本体で確認する¶
SSH サーバは6章で導入して動かしました。ここでは、接続に使う値と22番が開いていることだけを確認します。Ubuntu 本体の端末で実行します。
whoami # ← ここを見る。本当のユーザー名
hostname -I # ← ここを見る。LAN内IP
ss -ltn | grep :22 # ← 何か表示されればSSHが開いています
whoami と hostname -I の結果を2章の表に書きます。表示名ではなく、whoami が返した英小文字の値を使います。
Windows PC からつなぐ¶
Windows 10/11 標準の PowerShell を使います。追加インストールは要りません。スタートメニューで「PowerShell」を開きます。
Windows 側の IP を確認します。
ipconfig
2章の <LAN内IP> と Windows 側の IPv4 アドレスを比べます。前から3つの数字が一致していれば同じ網です。例として 192.168.12.xxx の 192.168.12 部分です。
次に接続します。
ssh <ユーザー名>@<LAN内IP>
初回は接続先を信頼するか聞かれます。yes と入力します。続いて、Ubuntu で決めたパスワードを入力します。入力中は画面に文字が出ませんが、正常です。そのまま打って Enter を押します。
🔴 コピーと貼り付けは Windows と違います(2回目の注意です)
端末では Ctrl + C は「いま動いているものを止める」で、コピーではありません。
| やりたいこと | 押すキー |
|---|---|
| コピー | Ctrl + Shift + C |
| 貼り付け | Ctrl + Shift + V(右クリックでも貼れます) |
詳しくは6章の「Windows と違うところ」を開いてください。
合格試験¶
いったん SSH から出た状態で、Windows の PowerShell から実行します。
ssh <ユーザー名>@<LAN内IP> 'uptime' # ← 稼働時間が返る
返事があれば合格です。ここから先は Windows から SSH で続けられます。コマンドをコピーして貼れるので、入力間違いも減ります。
✅ ここまで出来たら¶
別の Windows PC から uptime が返り、2章にユーザー名と LAN内IPを書けたら合格です。
詰まったら¶
| 症状 | まず見るところ |
|---|---|
Permission denied |
ユーザー名が whoami の出力か、パスワードが合っているか |
Connection refused |
Ubuntu 本体で SSH を有効にしたか |
No route to host/無反応 |
両方の IP の前3つが一致するか、IP が変わっていないか |
| 22番が表示されない | 6章の openssh-server 導入と SSH 有効化をやり直します |
ここまで来たら、モニタ・キーボード・マウスは外して構いません。以降は Windows から進めます。