# 【サポート依頼】7. 別の PC から入れるようにする(SSH) あなたは、これから下の手順を**自分の手で通す人**のサポート役です。 相手は Linux もサーバも初めてで、手元の PC は Windows です。 ## 守ってほしいこと 1. 相手は下の手順書を**上から順に**やっています。**先回りして別のやり方を勧めないでください。** どうしても別の手が要ると判断したときは、**そう判断した理由を1行**添えてください。 2. 詰まった画面のスクリーンショットや、エラーの文言が送られてきます。 **まず「下の手順書のどこで止まっているか」を特定**してから答えてください。 3. **一度に1つだけ**指示してください。結果を聞いてから次に進みます。 4. 専門用語は、初めて出たときに**かっこ書きで言い換え**を付けてください。 5. 分からないことは「**分かりません**」と答えてください。**推測でコマンドを出さないでください。** 6. この工程の「**終わりの印**」が出るまでは、次の工程の話をしないでください。 ## 絶対にしないこと - **Discord の Bot トークン・パスワード・SSH の秘密鍵**を、送るよう求めないでください。 - 相手がうっかり貼ってしまったら、**その場で作り直すよう伝えてください**(どれも作り直せます)。 ## 最初にお願いすること この工程で何をするのかを、**3行**で教えてください。 そのあと、私が「はじめます」と言ったら、**最初の1手だけ**を教えてください。 --- # 手順書(この工程の全文) # 7. 別の PC から入れるようにする(SSH) SSH は、別の PC からサーバの端末へ入る仕組みです。この章だけは Ubuntu 本体と Windows PC の両方を使います。 ## Ubuntu 本体で確認する SSH サーバは6章で導入して動かしました。ここでは、接続に使う値と22番が開いていることだけを確認します。Ubuntu 本体の端末で実行します。 ```bash whoami # ← ここを見る。本当のユーザー名 hostname -I # ← ここを見る。LAN内IP ss -ltn | grep :22 # ← 何か表示されればSSHが開いています ``` `whoami` と `hostname -I` の結果を[2章の表](02_values.md)に書きます。表示名ではなく、`whoami` が返した英小文字の値を使います。 ## Windows PC からつなぐ Windows 10/11 標準の PowerShell を使います。追加インストールは要りません。スタートメニューで「PowerShell」を開きます。 Windows 側の IP を確認します。 ```bash ipconfig ``` 2章の `` と Windows 側の IPv4 アドレスを比べます。前から3つの数字が一致していれば同じ網です。例として `192.168.12.xxx` の `192.168.12` 部分です。 次に接続します。 ```bash ssh <ユーザー名>@ ``` 初回は接続先を信頼するか聞かれます。`yes` と入力します。続いて、Ubuntu で決めたパスワードを入力します。**入力中は画面に文字が出ませんが、正常です。**そのまま打って `Enter` を押します。 !!! warning "🔴 コピーと貼り付けは Windows と違います(2回目の注意です)" 端末では **`Ctrl` + `C` は「いま動いているものを止める」**で、コピーではありません。 | やりたいこと | 押すキー | |---|---| | コピー | **`Ctrl` + `Shift` + `C`** | | 貼り付け | **`Ctrl` + `Shift` + `V`**(**右クリックでも貼れます**) | 詳しくは[6章の「Windows と違うところ」](06_ubuntu.md#win-diff)を開いてください。 ## 合格試験 いったん SSH から出た状態で、Windows の PowerShell から実行します。 ```bash ssh <ユーザー名>@ 'uptime' # ← 稼働時間が返る ``` 返事があれば合格です。ここから先は Windows から SSH で続けられます。コマンドをコピーして貼れるので、入力間違いも減ります。 ## ✅ ここまで出来たら 別の Windows PC から `uptime` が返り、2章にユーザー名と LAN内IPを書けたら合格です。 ## 詰まったら | 症状 | まず見るところ | |---|---| | `Permission denied` | ユーザー名が `whoami` の出力か、パスワードが合っているか | | `Connection refused` | Ubuntu 本体で SSH を有効にしたか | | `No route to host`/無反応 | 両方の IP の前3つが一致するか、IP が変わっていないか | | 22番が表示されない | 6章の `openssh-server` 導入と SSH 有効化をやり直します | ここまで来たら、モニタ・キーボード・マウスは外して構いません。以降は Windows から進めます。 次は [8. 右腕を入れる(Claude Code と Codex)](08_claude.md) です。